2010年11月11日木曜日

ビセンテ・カリージョの工房

写真:アラルコンのパラドール

写真:アラルコンにて

写真:アラルコンの街角

写真:アラルコンのパラドール前にて


今日は、ラ・マンチャ地方の小さな街、カサシマロを訪れました。ギター職人ビセンテ・カリージョが工房を構えている街です。

お昼はアラルコンの素敵なパラドールで、スペインの芸術や手工業、さらにはそれを取り巻く環境など、我々の文化をどのように発展させてゆくのがよいのか、という興味深い話題で盛り上がり、またアラルコンの街を散策しながらたくさんの写真も撮りました。

写真:色々なギターを試演奏

写真:バンドゥリアを試し弾き

写真:ビセンテ・カリージョと共に

写真を見てお分かりのように、彼の工房ではたくさんのギターを試し弾きさせてもらいました。ギタリストとして言いますが、工房でギターを弾き比べながら、これが一番自分に合う!という名器を選び抜くのは容易なことではありません。どれも素晴しいギターばかりで、ひとつを手に取って、うん、これだ。と思い次のギターを手にすると、ああ、これもいい!そんな繰り返しです。

さらに、うん、このアタックはビレリアを演奏するのにもってこいだ!とか、この甘い響きでソレアを弾きたい、という境地にはいると、もう選べません!それこそ、曲ごとに違うギターを弾きたい、という心境です。

さて、私の新譜『クエルダス・デル・アルマ』を聴いて下さった皆さん、このアルバムは、ビセンテ・カリージョの作ってくれたギターで収録しました。次回聴く時は、その音色にも是非注目して下さい。

ビセンテ、本当に色々ありがとう。とても楽しい1日を過ごせたよ。またすぐに会えるのを楽しみにしているよ!



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